高渕塾が薦める学習計画の立て方
おはようございます。
岡山県倉敷市の伸び悩み改善塾
高渕塾学習コンサルティングの高渕です。
皆さん、学習計画って立てたことはありますか?
実は学習計画の立て方にも成績アップのコツが隠されています。
学習計画を立てる際に小学校の夏休みの計画表のようなスケジュールを立てている場合、それはあまり効率的ではないかもしれませんよ。
今日はこの学習計画の立て方にフォーカスを当ててお話をしていきたいと思います。
そもそも学習計画とは何か
学習計画とは学習を効率的に進めるためのスケジュールのことです。
テストの前になるとこのスケジュールの作成を義務付けられている学校もあるかもしれません。
基本的にこの学習計画は目標を達成するためにあります。
ですから、この学習計画は必ず目標を達成することができる根拠に基づいたものでなければなりません。
下記に高渕塾の学習計画の立て方のコツを伝えていきたいと思います。
いつ何の勉強をするかは重要ではない(※計画において)
学習計画を立てる際に小学校の夏休みの計画のようなスケジュールを立てていませんか?
夏休みの計画を立ててその通りに計画が進んだ経験がある方はいないのではないかと思います。
勉強もこれと同じで綿密に計画を立てすぎると計画倒れになってしまい、計画立案の時間そのものが無駄になってしまいます。
今日はこの勉強を何時間する。
何時から何時までは英語、何時から何時までは数学。
このような勉強の立て方をなるべくしないように高渕塾では 指導しています。
なぜなら、この計画を実行したからと言って成績が上がる根拠がないからです。
この勉強を何時間したからといってテストで点が上がる根拠は何でしょうか?
その数字はどこから計算されたのでしょうか?
これらの質問にきちんと答えられる場合は良いですが、ほとんどは「なんとなく」で計画が立てられることが多いでしょう。
これだと根拠のない計画に行動を支配されてしまいテストで点を取ることはできません。
※いつ何を勉強するかは重要ではないと上記で書きましたが、これはあくまで計画段階の場合で、なおかつその根拠に根拠がない場合に限ったことです。暗記などは寝る前が効果的であるというデータもあるので、このような場合はいつ何をするかというのが重要になってきます。臨機応変な対応が大切です。
コツは逆算で計画を立てる
正しい学習計画を立てるためのコツは逆算にあります。
つまり、「いつ何をするか」ではなく、「いつまでに何をするか」が大切なのです。
まずは塾などでテスト範囲の内容の事前テストを行いましょう。
そうすると本番までに改善しなければならない自分の弱点が見えてきます。
改善しなければならない弱点に順位をつけて、テスト本番までに残された時間を逆算してこれらを割り当てます。
例えば、テストまでに1ヶ月残されているとして、英語の基礎文法、数学の公式が覚えられていないことがわかっているとします。
さらにこのとき、暗記科目は得意で理科社会は毎回いい点が取れているとします。
この場合、理科と社会に時間を割くと、英語と数学が壊滅的になるのは目に見えていますから、学習計画はまず数学と英語の基礎を固めることに注力します。
最初の一週間で基礎を固めた後は応用問題が解けるように学習に取り組みます。
そして、もう一度自分で確認テストを行い、目標に到達しそうであれば残りの科目の復習を行うというように計画を立てます。
もちろんこれは一例ですから、得意科目を苦手科目と並行して最初の方に行うのもいいです。
とにかく、期日までに苦手な科目、とりわけ勉強することで最も得点を効率的に上げられる科目を先にこなしていくことが重要です。
まとめ
いかがでしょうか。
学習計画は「いつ何をするか」ではなく、「いつまでに何をするか」が大切です。
今まで夏休みの計画のような学習計画を立てていませんでしたか?
テストで確実に成績を上げるためには根拠に基づいた学習計画を立てましょう。
そしてれて作られたものであり、なおかつ実行可能な現実性の高いものでなければなりません。
計画倒れにならないよう、そして計画に支配されないよう、効率的に計画を立ててテストに挑むようにして頂きたいと思います。