倉敷塾が考える語彙力とは

語彙力とは

こんにちは。
岡山県倉敷市の伸び悩み専門の学習塾
倉敷塾学習コンサルティングの高渕です。

いつも当塾のブログをご覧くださりありがとうございます。

「倉敷塾が考える語彙力とは」と題しまして、本日は語彙力に関してお話したいと思います。

皆さんは語彙力とはなんであるとお考えでしょうか?

少し抽象的でわかりにくいかもしれませんが、この“語彙力”がなんであるかをきちんと認識していないと英単語の暗記も非効率的なものになってきます。

それでは、語彙力とはなんであるかを考えてみましょう。

語彙力とは

結論から言いますと、倉敷塾では語彙力とは文章や会話の中で“単語を使いこなせること”であると考えています。

ではこの語彙力と単語力とで何が違うのでしょうか?

語彙力≠単語力

語彙力と単語力が全く同じことであると考えている生徒は非常に多いです。

しかし、語彙力と単語力は似て非なるものです。

これを認識していないと、冒頭で申しましたように単語の学習が非効率的になります。

語彙力・・・使いこなせる単語の数

単語力・・・覚えている単語の数

上記が倉敷塾が考える語彙力と単語力の定義です。

上記の赤字部分を見て頂ければご理解いただけると思うのですが、語彙力とは単語力があることが前提に成り立ちます。

反対に言えば、単語力があるからといって語彙力があるとは限らないのです。

英単語はたくさん覚えているのに英語の成績が悪いというのはこの単語力と語彙力の意味をはき違えている可能性があります。

英語力を上げるためにはもちろん単語力は必要なのですが、その単語を使いこなせなければ実際のテストでの得点にはつながりません。

単語を使いこなすには

まずは出題頻度の高い単語から抑えましょう。

英単語はすべてを等しく暗記する必要はありません。

なぜなら単語の出現頻度はそれぞれ異なるからです。

出現頻度に関しては自分で判断するのはかなりの経験を要するため、出現頻度別にまとめられた単語帳を利用すると便利です。

これを使って出題頻度が多いのに使いこなせていない単語を洗い出して復習しましょう。

単語帳で学習を行う際は、使える単語にするためにより実践を意識して文章の中で覚えるようにしてください。

これに関しては過去のブログの「倉敷塾が教える単語帳の使い方」を参考にしてみるとよいでしょう。

単語力が語彙力に

このように単語の出題頻度を意識して、文章の中で覚えることでその単語に馴染みを持たせることで長文の中で単語を生かせるようになってきます。

長文は短いセンテンスの集合です。

そしてその短いセンテンスは単語の集合です。

この単語の使い方を使いこなせるようになることで語彙力が付き、長文読解にも良い影響を及ぼすようになります。

まずは単語帳を入手して正しい方法で一冊やりこんでみましょう。

関連記事①「倉敷塾が教える単語帳の使い方前編」

関連記事②「倉敷塾が教える単語帳の使い方後編」