倉敷塾が教える単語帳の使い方前編

単語帳の使い方

最終更新日2020年3月13日

こんにちは。
岡山県倉敷市の伸び悩み専門塾 
倉敷塾学習コンサルティングの高渕です。
いつも倉敷塾のブログをご覧くださりありがとうございます。

皆さんは英単語はどのようにして覚えているでしょうか?

単語帳を使っている方、暗記カードを使っている方、音源を利用した学習をしている方などいらっしゃるのではないかと思います。

その覚え方は様々だとは思いますが、いずれにしても“英語力は単語力”と言われるほど英単語の語彙力が重要視されていることは確かです。

倉敷塾でも単語力がすべてであるとは指導していませんが、英語の基本であることは間違いありません。

そこで、本日は単語帳を使った学習方法に焦点を絞り、「 倉敷塾が教える単語帳の使い方 」と題しまして、皆さんに正しい単語帳の使い方をご紹介したいと思います。

効率的な単語帳の使い方

単語帳の使い方にはコツがあります。

それは以下の3つです。

①関連性を意識する
②文章の中で覚える
③発音を常に意識する

では、以下に詳しく紹介していきます。

関連性を意識する

英単語を単語帳に出てきた順番にひとつずつ覚えていくのは効率的ではありません。

英単語一つをとっても反意語や類語など関連性を意識することでいくつもの単語に派生させて語彙のバリエーションを増やすことができます。

例えば「difficult 難しい」という単語が出てきたときにこのdifficultという単語だけを覚えた場合ひとつしか語彙力は伸ばせません。

しかし、関連性を意識して木が根を広げるように広げていくと、

類似語→hard 難しい

反意語→easy, simple 簡単な

など3倍4倍と語彙を増やすことができます。

また、このとき品詞や時制も意識して展開しながら単語を覚えることでさらに効率的に学習することが可能です。

例えばdifficultは形容詞ですので、名詞のdifficultyに変形させることができます。

動詞のbuyならば過去形はboughtになります。

単語を覚える際にこのように品詞も常に意識して学習すれば文法問題にも強くなれます。

上記のように関連性を意識することで語彙を増やせるだけでなく、木の根のように単語の関連図を頭の中で広げて行くことで記憶の定着もよくなります。

単語は文章の中で覚える

単語を単体で覚えるのはお勧めできません。

なぜなら英単語は文章の中で活かせなければ意味がないからです。

受験で「flabbergasted 困惑すること」などという英単語が単体で出てくることがあるでしょうか?絶対にありません。

もしあるとするなら、I was flabbergasted at his appearance.のように文章中に出てくるはずです。

このように文章の中に出てきたときに訳せなければ意味がありません。

ですから、単語を覚えるときはhardという単語ならば、「hard,hard,hard」と機械的に覚えるのではなく、「This book was too hard to understand for me.この本は難しくて私には理解できない」など文章にして覚えるとよいでしょう。

文章の中で覚えることでストーリーがあるので覚えやすくなりますし、英作文の能力や長文読解の力もつけることができます。

今回は少し長くなりますので、 倉敷塾が教える単語帳の使い方はここまでとさせていただきたいと思います。

次回はこの続きの「発音を常に意識する」からお届けしていきたいと思います。

ありがとうございました。

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