勉強しているのに成績が上がらない?
最終更新日2020年3月11日
おはようございます。
岡山県倉敷市の学習塾
倉敷塾 学習コンサルティングの高渕です。
今回は「勉強しているのに成績があがらない」というケースについてお話したいと思います。
この相談は倉敷塾でも非常によく見受けられます。
この記事を読んでいる方の中にもこのようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
それでは「勉強しているのに成績が上がらない生徒」に見られる共通点をいくつかのパターンに分けて紹介しつつ、それぞれの解決方法を述べていきたいと思います。
①勉強するポイントを誤っている
テストに出てくる問題には「よく出題される問題」「稀に出題される問題」「ほとんど出題されない問題」といった具合に大まかに3パターンに分けることができます。
仮にお子様が1日に3時間以上勉強していたとして、その勉強している内容が上記の「ほとんど出題されない問題」ばかりだとしたら、テストで点は取れませんよね。
つまり、テストに「よく出題される問題」から取り組んでいかないと「テストでできる」状態にはならないのです。
倉敷塾の「学習コンサル」では「この問題はよく出るから必ず復習すること」や「この問題が出てくることは少ないからよく出る問題から確実に覚えていこう」といったように問題の出題頻度も踏まえて指導を行うようにしています。
②机に向かうが実は集中できていない
このパターンもよく見られます。
親から見ると勉強机に向かって座っているだけで勉強しているように見えるのですが、実は勉強できていないというパターンです。
少し倉敷塾でも実際にあった事例を紹介したいと思います。
ここでは仮にA君として紹介させていただきます。
「A君は行きたい高校があり、1日に4時間も勉強している。なのに成績が全く上がらない」とA君の両親から相談を受けました。
実際に私がA君の自宅まで出張して勉強部屋の様子を見てみると、A君の本棚は漫画でいっぱいでした。
そこで、「漫画やゲームはリビングに置く」というルールを作って実践してもらったところ、なんとA君の成績は上がったのです。
つまりA君は1日に4時間勉強しているように見えて実は机に向かって漫画を読んでいたのです。「机に向かうことは勉強ではない」ということをご両親は意識するようにしましょう。
倉敷塾ではA君の事例のように出張コンサルも承っています。
お子様の家庭学習に関することでお悩みの方は是非ご相談ください。
③勉強方法を間違えている
この「勉強方法を間違えている」というパターンは生徒によってそれぞれ異なりますが、ここではもっとも多くの生徒が陥っている代表的なものを紹介します。
それは「反復練習が足りない」というものです。
つまり、勉強してものその内容が定着される前に次の内容に移っているのです。
人間というのは1度だけ教科書を読んだり、1度だけ問題を解いたからと言ってその内容を完璧にマスターできるかというとそうではありません。
記憶にきちんと定着させるためには同じ問題を繰り返し解くことが必要ですし、回答や参考書を見なくても本当に解くことができるか自分でテストしなければいけません。
この「繰り返し同じ問題を解く」という行為を怠っている生徒は非常に多く見受けられます。
お子様だけでなく、保護者様にも覚えておいて頂きたいのですが、「教科書を見る」という行為は勉強ではありません。
「1人の力で解ける」ようになるまでが勉強です。
ですから倉敷塾ではこの「問題を解く練習」である「演習」を非常に重視して指導を行っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は多少辛辣なこともお書きしましたが、「生徒の机に向かう気持ち」は何よりも大切です。
しかし、そのやる気も空回りしてしまうと自信の喪失につながりかねません。
やる気があるうちに「正しい勉強のやり方」を学ぶ必要があります。
倉敷塾は生徒に「正しい勉強のやり方」を教えるのが得意です。
勉強方法がわからなくてお困りの方は是非倉敷塾学習コンサルティングまでご連絡ください。