当塾で用いられる脳科学
高渕学習コンサルでは効率的に学習を進めるため、脳科学に基づいた学習方法を提案しています。
実際に用いられている主な脳科学の一例を下記に紹介します。
勉強は手と口が重要?
この図にある奇妙な人間をペンフィールドのホムンクルスと呼びます。
このホムンクルスは身体の各部位の機能を受け持つ範囲が大脳でどれくらいの割合を占めているかを示しているものです。
これはカナダの神経外科医であるペンフィールドという人物が考案したと言われています。
見ての通り、手と口が異常に大きいことがわかりますね。
これは人間の脳の手と口を占める割合が非常に大きいということを意味します。
つまり、人間が何かを認識するときは手や口からの情報が重視されるということです。
「手先を動かすと認知症になりにくい」
「よく噛むと脳が活性化される」
といったことをテレビや週刊誌などで聞いたことはないでしょうか?
これらも上記のような科学的な根拠があって言われているのです。
当塾ではこのペンフィールドの理論を学習に活かして、演習では生徒に“書くこと”と“声に出して読むこと”を意識して行わせています。
つまり、紙に実際に書くことで手を動かし、書いたものを実際に音読することで口を動かしています。
こうすることによって脳が刺激され、より効率的に学習内容が記憶に定着されやすくなります。
あなたは言語型?聴覚型?
前項ではペンフィールドのホムンクルスの図を用いて人間は手と口からの情報が強く認識されるということをお伝えしました。
実はこの手と口ですが、人によって“手からの情報が優先される人”や“口からの情報が優先される人”など多少のバラツキがあります。
これを脳科学では“認知特性”といい、高渕塾では「言語型」「視覚型」「聴覚型」といったように生徒をいくつかのタイプに分類しています。
簡単に言うと、手と口からの情報が他の感覚よりも優先されることは確かなのですが、“手と口からの情報のどちらが優先されるか”は人それぞれ違いがあるということです。
当塾ではただ闇雲に書かせたり読ませたりするのではなく、“生徒がどのような特性を持っているか”を「学習コンサル」や「演習」を通して把握し、その生徒に最も合った学習方法を提案しています。
以上は高渕学習コンサルで用いられる脳科学のほんの一例です。実際の学習指導ではここでは紹介していない脳科学に基づく手法も多く使われています。
より確実にこれらの手法を身につけるためにも、当塾の講師のもと学習コンサルと演習を通して学ぶことをお勧めします。